建坪13坪・延床23坪ちょっとの小さな家で、家族4人と猫3匹で暮らしているnecoです。
坪数を聞いてもピンと来ないかもしれませんが、一般的な一戸建て住宅の平均坪数の半分くらいだといえば、その小ささが伝わるでしょうか。
2階にリビング・キッチン・小さい洗面台、1階に寝室・子ども部屋・トイレ・お風呂という間取りで、一応小さいロフトもあるので、2LDK+ロフトです。
子どもは、小学生の女の子と保育園に通う男の子の2人。子どもたちが大きくなるとより狭くなるでしょうが、子供が巣立った後は夫婦2人で過ごすのには小さい家がちょうどいいと思い、小さいけれどかわいい、ナチュラルインテリアを楽しむ家を建てました。
猫も複数いるので、キャットウォークになる天井の梁や猫用窓など、猫のための仕様もたくさん取り入れています。
家が小さいことは、心地よく暮らす上で必ずしもマイナスな要素ではありません。
小さい家に住むならモノを減らすべき、という考えもあるかもしれませんが、
私はインテリア雑貨やキッチン雑貨が大好きで、気に入ったモノに出合うと手元に置きたくなります。
特にナチュラルな雰囲気のかわいいモノが好みで、値段の高い・安いに関わらず、「これが家にあったら毎日嬉しい!」と思えるモノを集めてきました。
建ててから5年ほど経ちましたが、好きなモノに囲まれ、小さい家で工夫して暮らす楽しみは尽きません。大きくて豪華な家に住むことよりも、無駄を省いたシンプルな家に住むことよりも、自分が選び取ったモノに囲まれた小さな家での暮らしが私は愛おしいのです。
そんな小さな家の中を、今回は2階のリビング、洗面台、キッチンを中心に紹介します。
リビング – Living Dining Room –
家族と猫がいちばん長い時間を過ごすリビングダイニングにはナチュラルでかわいい雑貨がたくさん
こちらが2階の真ん中にあるリビングです。リビングはどうしても子どものものが多くなりがちで、インテリア雑誌に出てくるようなスッキリした雰囲気にはなりません。
ブルーのソファはunicoのSWELLA(スウェラ)のベンチバックレストW1400です。
ソファはほぼ猫のものになっていて、だいたい昼間はここで猫がくつろいでいます。
ソファの手前にあるのは、フットレストとして使っているカバさんとサイさんのスツールです。
中に小物を入れられるので、子供たちのおもちゃボックスにもなるスグレモノ。
見た目がかわいいので、リビングの中でかなりインパクトのある存在になっています。
ダイニングテーブルの上の梁に吊してあるのは、最近雑貨屋さんで買ったハンギングサークルフック。ナチュラルなお家と言えば天井にドライフラワーがたくさん吊るしてあるもの、という勝手なイメージがあり、ずっと欲しかったのです。
ダイニングテーブル上の梁にアイアンバーを打ち付け、そこにフックをかけて、ドライフラワーや子どもの作品を飾って楽しんでいます。
小さくなモノがゆらゆらするのをぼーっと眺めていると、なんだか落ち着くんですよね。
もうひとつのお気に入りは、こちらの猫の呼び鈴。これは家を建てるときに作り付けてもらたもので、どことなく魔法のお店の看板のような雰囲気があります。
カウンターに置いてあるのは、おうちカフェ気分が楽しめるドリンクサーバーです。 水を入れてウォーターサーバーとしても、レモンやミントを入れてフレーバーウォーターサーバーとしても使えます。
そうそう、子供の誕生日会で中にジュースを入れてあげたら、とても喜んでくれました
散らかりやすい子どものおもちゃや絵本は見せる収納で
リビングの窓側は、ほぼ子どもの遊びスペースになっています。
子どもの絵本棚として使っているのは、レトロな雰囲気が漂うシャビーシックな木製マガジンスタンドです。少なめに本を飾るとおしゃれだと思いますが、わが家ではギチギチに絵本を詰めて使っています。 それでも、とってもかわいいです。
アール壁で区切られた隠れ家風PCスペース
私はフリーランスで自宅で仕事をしていることもあり、リビングにはPCスペースも作りました。アール壁(アーチ状の壁)の奥に、仕事で使うものはすべて収納しています。
小さいPCスペースですが、リビングとアール壁で区切られているだけなので、閉塞感はありません。
PCスペースにある木製の書類棚は、こまごました事務用品類や書類を入れるために使っています。事務用ですが、見た目がシャビーシックでかわいいのでお気に入りです。
洗面所 – Wash Room –
立つたびにかわいい鏡を見て気分が上がる洗面所
リビングの一角に洗面コーナーがあります。ここの壁もアール壁です。
タイル張りの大きめの洗面台。
正面の壁には、家を建てるときに「洗面台の鏡はこれ!」と一目ぼれしたウインドウミラーを取り付けています。鏡自体はややチープな作りですが、両側の扉がかわいく、完全に見た目重視で購入しました。
洗面室に立つたびにかわいい鏡を見て気分が上がります。 扉は閉じることができますが、普段はずっと開けっ放しです。
キッチン -Kitchen-
お気に入りのモノは、大事にしまっておくより、毎日使いたい
リビングとカウンターを隔てたキッチンは主に私が使う場所なので、私好みのキッチン雑貨があふれています。
こちらは作業台。「cat」と書かれたホーローのキャニスターは、元々はキャットフードを入れようと思って買ったのですが、今はお米を入れるストッカーになっています。存在感があるので、キッチンインテリアとしてもぴったりです。
大きいのでお米の袋を入れるのにも使いやすいですが、たぶんキャットフードのストック用に使うのが一番合っています。
仕事にちょっと疲れたら、キッチンでケーキを切っておやつタイムにするのが私の楽しみ。このアカシアカッティングボードはめちゃくちゃ愛用していて、本当に買って良かったもののひとつです。
サイズ感がちょうどよく、さっとフルーツをカットするときはもちろん、パン、ケーキ、ちょっとしたオードブルを盛り付けるお皿としても使えます。
壁に飾ってインテリアとしても楽しめて、ひとつあるとキッチンの雰囲気がガラッと変わるアイテムです。
リモウトノワゼットシリーズのケーキプレートは、以前Instagramで話題になった美しい朝食を盛り付けるお皿と知って購入しました。個別の取り皿やケーキ皿にピッタリのサイズで、おそろいのカップの下に敷いてソーサーとしても使えます。
ケーキ皿以外にも大きめのプレートも揃えていて、シンプルなのでどんな料理も合わせやすく、わが家で食卓に上がることの多い食器です。
Rimout NOISETTE リモウト ノワゼット プレート
キッチンにはほかにも気に入っているモノがたくさんありますが、長くなってしまいそうなので、また別の機会にお伝えできれば、と思っています。
まとめ
明日も、明後日も、その先も、この小さな家で暮らしたい
小さな家だけれど、家族がいて、猫たちがいて、好きなモノに囲まれた暮らし。インテリア雑誌に出てくるようなスタイリッシュなライフスタイルとは違って雑多ではありますが、とても私らしくて気に入っています。
私が好きなモノばかりを買っているので、当然といえば当然なのですが、ただなんとなくではなく、”能動的に選び取ったモノ”が多いから、幸福度が高いのかもしれません。
明日も、明後日も、その先も、猫を撫でながら、そして子どもたちが笑うのを眺めながら、このリビングでおいしいお茶を飲める日々が続きますように。
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